私たち株式会社サンエージェンシー(以下「当社」)は経営理念のもと、常にお客様本位を念頭に商品・サービスの提供を行い、お客様との信頼関係の構築をベースに選ばれ続ける代理店となるために、金融庁より公表された「顧客本位の業務運営に関する原則」を踏まえ、以下の「お客さま本位の業務運営方針」を策定いたしました。
当社は、お客様に寄り添って「クオリティーの高い安心」をお届けするため、お客さま本位の業務運営の更なる推進に努めてまいります。
◇ 方針1
当社は、クオリティーの高い安心をお届けする事をお客様の最善の利益とします
<具体的な取組>
- お客さまの声は全社員で共有し、苦情のお声は原因を分析して改善策を協議し再発防止に努め、お褒めのお声をより多くいただけるように更なるサービス向上に活かしてまいります。
- 全社員の専門知識の向上と統一を図り、商品改定等が行われた際は保険会社の研修に参加する等、お客さまに正しい情報をお伝えすべく知識の向上に努めます。
- 全ての募集人がコンプライアンスを遵守し、社内外の研修体制構築と関連資格の取得を推進し知識を深めスキルを向上します。
- 業種ごとに具体的な事故例を取り上げて、お客様に潜在するリスクに沿った提案をいたします。
- 事故や自然災害などが発生した際には、円滑な事故受付手続きを進めることで被害に遭われたお客さまが安心できるよう支援いたします。
◇ 方針2
当社は、お客さまと向き合い高い倫理観を持って行動してまいります
<具体的な取組>
- 研修計画を基に毎月コンプライアンス研修を全役職員に実施し、コンプライアンス意識の浸透を図ってまいります。
- お客さまのご希望・ご要望・ご契約時等の対応について、適宜記録を残し管理責任者は定期的に記録を確認しております。
- お客さまのご意向に沿った最適な保険商品を提案するために保険商品の知識・販売方針等についての研修を受講し、全従業員へ周知徹底を行っております。
- 募集人の給与は固定給制度を導入しており、高手数料やインセンティブに左右されることなくお客様にとって最善の保険商品をご提案いたします。
◇ 方針3
当社は、お客さまにご理解いただけるよう、分かりやすい説明と情報提供を徹底します
<具体的な取組>
- お客さまに商品を提案する際にはお客様のご意向を確認し、パンフレットや重要事項説明書などを用いて、商品やリスク等の内容を分かりやすく丁寧に説明をいたします。
- お客さまに不利益になる項目について丁寧に説明し、お客さまのご理解に努めます。
- ご高齢のお客さま、障がいのあるお客さまには、より丁寧な説明、分かりやすい言葉で説明いたします。
- 当社が販売する保険商品の中で、お客様がご負担する費用等が発生する一部の契約(特定保険契約)については、より十分なご理解を得られるよう丁寧な説明に努めます。
- 特定保険商品については、お客様が負担する費用(保険関係費用等)を「契約締結前交付書面(契約概要・注意喚起情報)」により説明することを徹底します。
◇ 方針4
当社は、お客さまに寄り添い、誠実かつ的確な業務を行います
<具体的な取組>
- 申込書や重要事項等説明書等を使って、ご意向どおりの内容になっているかどうかをお客さまにご確認いただきます。
- 継続のお客さまへは、より安心してお取引きいただけるように満期時のご案内を早めに行います。
- お客さまからいただくご意見、ご要望、ご不満に対応するため、各保険会社と連携し業務改善に努めお客様にふさわしいサービスレベルの向上に努めます。
- お客さまに最適な商品・サービスを提案できるよう、保険会社等が主催する勉強会等を活用し、お客さまにお伝えすべき重要な情報に関する知識、理解を深めます。
- 特定保険契約を提案する際には、お客様の知識、経験、資産状況、加入目的等「適合性の原則」を充分考慮した販売ができるよう知識とスキルアップを図ります。
◇ 方針5
当社は、「お客さま本位の業務運営方針」を実現するため社内体制を整え、やりがいのある職場をつくります
<具体的な取組>
- 「お客さま本位の業務運営方針」に基づく取り組みや経営理念・コンプライアンスに則った行動が、適切に評価される体制を構築します。
- 評価基準と評価のフィードバック面談を年2回実施します。
- 経営理念が浸透するよう毎週の朝礼で担当が読み上げています。
- お客様の声(苦情・感謝・ご意見等)を共有する会議を実施し、スキルとマインドの向上につなげています。
- 売上至上主義にならないように適切な販売体制を堅持します。
◇ 方針6
当社は、プロダクトガバナンスの実効性確保に努めます
<具体的な取組>
- 金融商品を販売する代理店として、保険会社との情報連携やコミュニケーションを高め、金融商品のライフサイクル全体におけるプロダクトガバナンスの確立に尽力します。
- 保険会社におけるプロダクトガバナンス向上のための取組状況を確認し、適宜、取扱金融商品の選定等に活用するよう努力します。
- 金融商品の勧誘・販売の際に、保険会社が想定する金融商品の販売対象となり得るお客さまの顧客属性を充分に理解したうえで、お客さまの適合性を確認します。
- 保険会社における顧客の最善の利益に適した商品設計に協力できるよう、金融商品をご契約いただいたお客さまの顧客属性に関する情報、および金融商品に係るお客さまの声や販売時の情報等についても、適宜保険会社と共有します。
- お客さまの最善の利益の実現を目指し、共有した情報等の効果を検証するとともに保険会社と共有する項目等についての協議を継続します。
◇【本方針の非該当および対象外項目】
- 「原則3(注)」は取引形態に該当しないため、本方針の対象としておりません。
- 「原則5(注2)」「原則6(注2)」については、複数の金融商品・サービスをパッケージとした販売・推奨を行わないため、本方針の対象としておりません。
- 「補充原則1」、「補充原則2、(注1)、(注2)」、「補充原則3、(注1)、(注2)、(注3)」、「補充原則4、(注1)、(注2)、(注3)」、「補充原則5、(注1)、(注2)」は取引形態または金融商品の組成業務の取扱いがない為、本方針の対象としておりません。
当社では「お客さま本位の業務運営」を常に実行するために、指標(KPI)を設定いたしました。
「業務運営方針」および「KPI」は定期的にチェックし見直すことで改善に繋がるよう努めてまいります。
指標1. お客さまの声を業務改善へ活かす取組
お客さまから寄せられたお褒め・ご要望・苦情・ご意見等の「お客さまの声」を真摯に受け止め、業務運営や経営改善に繋がるよう分析・協議を行い全社員で共有し、さらなる業務品質の向上に努めてまいります。
「お客さまの声」 2024年4月~2025年3月集計
お申出区分 | お褒め | ご要望 | 苦情 | ご意見 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
当社へのお声 | 18 | 1 | 9 | 3 | 31 |
保険会社へのお声 | 3 | 1 | 17 | 1 | 22 |
小計 | 21 | 2 | 26 | 4 | 53 |
指標2. 契約継続率
契約継続率は契約の満期を迎えたお客さまが引き続き当社でご契約を更改していただいた数値であり、お客様より安心してお任せいただいている指標と捉えています。
AIG損害保険株式会社 | 97.60% |
---|---|
三井住友海上火災保険株式会社 | 91.50% |
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 | 95.40% |
対象期間: 2024年4月~2025年3月
※満期を機に当社取扱のまま他の保険会社へ変更された契約を除く
※廃車や譲渡などで保険の目的が消滅となった契約を含む
指標3. 保険および周辺資格保有者数
お客さまから信頼が得られ最適な保険をご提案をするためには周辺知識のアドバイスも必要であり、人材育成の取組としても資格保有者数は重要な指標と考えております。
損保トータルプランナー | 2名 |
損保プランナー | 3名 |
生保大学課程 | 1名 |
AFP | 2名 |
2級FP技能士 | 3名 |
3級FP技能士 | 3名 |
健康経営エキスパートアドバイザー | 1名 |
T-PEC DofD認定者 | 4名 |
ビジネス会計 | 1名 |
ビジネス法務3級 | 1名 |
全経法人税法1級 | 1名 |
行政書士 | 1名 |
宅地建物取引主任者 | 1名 |
2025年3月現在
指標4. 研修実施およびセミナー受講件数
-
健全で適切な保険募集を確保するため全社員へのコンプライアンス研修を定期的に実施しており、重要な指標のひとつとしております。
コンプライアンス研修実施回数 毎月1回以上 -
商品知識と業務品質向上を実現し、お客さまへ高いサービスをご提供するため、保険会社主催のセミナーに参加しています。
保険会社による研修およびセミナー 毎月2回以上 必須または任意参加 -
保険商品の募集を行うえで、保険会社独自の商品内容を習得しお客さまへ適切な説明等を行うため、保険会社主催の商品試験を受験しています。
AIG商品試験の合格率 100%
対象期間:2024年4月~2025年3月
指標5.従業員の満足度向上へ繋げる取り組み
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働きやすい労働環境に整えることで、お客さまへのサービスや仕事へのモチベーションを高める取り組みを実施しています。
健康経営優良法人2025(中小規模法人部門) 4年連続で認定 -
社員自ら目標設定を行う「目標管理シート」を活用し動機づけを行っております。
従業員の達成目標基準の明確化と共有 年間を通して上長との複数回の面談を実施
対象期間:2024年4月~2025年3月
指標6.保険代理店業適正化の維持
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保険業務の関連法令を遵守し、お客さまの利益の保護と本方針に基づいた業務が適切に行われているかを診断し、全社員で共有するとともに改善に努めています。
外部監査による業務診断 毎年1回実施 -
全ての役職員が年度方針と活動計画の進捗を共有し、組織内の連携を高めています。
全社ミーティング 年5回開催
対象期間:2024年4月~2025年3月
指標7. 保険商品の販売とサービスの管理
保険会社との情報交換や状況確認のための打ち合わせを実施し、内部統制のチェック機能を果たしているかの確認に努めています。
保険会社との商品改定や商品内容および情報交換の実施 | 毎月1回以上 |
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品質項目についての取組状況の確認 | 毎月1回以上 |
対象期間:2024年4月~2025年3月
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